けっこう本気で英語を使えるようになりたいと思っている人へ
「英語を勉強したいが、どうすればいいのかわからない」
最近こういう相談をよく受けるようになった。
試しにネットで「英会話、英語、勉強」とかで検索すると、溢れんばかりの情報が出てくる。たしかにこの中から初級者が自分にあった勉強方法を探すのは至難の業だろう。
加えて、検索で出てきた情報はほとんどが役に立たないものばかり。
当たり前だ。
英語を教える事業者にとって、
「英語を本当に使える人を作ること=生徒が卒業していなくなること」。
だから、英語をファッション感覚でだらだらとやる人が最高のお客さんだ。ほんのちょっとだけ英語ができるような気にさせとけば満足してもらえるし、やめられる可能性も低い。
話は逸れたが、英語をがんばって勉強している自分が好きな人は、そのまま続けたらいいと思う。しかし本気で英語を使えるようになりたいと思っている人には、正しい情報を伝えたい。そこで突然だが、避けたほうがいい教室、講師の特徴を伝えることにした。私はどこからもお金をもらっていないし、英語ビジネスもやっていないので、かなり公平な情報だと思う。
「お前程度が言うなよ」って声が聞こえてきそうだが、まぁ個人のブログなのでおおらかな気持ちで読んでください。
※ちなみに私のスペックはTOEIC855、英検準1級。TOEICのための勉強はしない。外国人に「どこで育ったの?」と聞かれるのが習慣
こういう教室、講師には要注意!
「ネイティブにはなれないんです」と強調する
第2言語として習ってる時点でネイティブではない。講師に限らず、すぐに極論を言う人は、大体能力が低いか努力不足。発音がなまってるのは、正しい訓練を地道に続けていないから。フレーズのイメージがわからないのは、抽象化能力が低いから。こういう講師は一見優しそうに見えるが、絶対避けたほうがいい。指導もすぐに妥協する。
教え方を知らない
本人は問題なく英語を使えたとしても、それを効率よく伝える指導方法を確立できていなければ非常に効率が悪い。避けたほうが無難。
とにかく喋らせようとする
語学で一番重要なのは、インプット。インプットが不十分なのに、とにかく根性で喋らせようとする講師は危険。こういう授業は、なんとなく頑張った感は残るが、全く実力はつかない。
発音を矯正しない
英語はいろんなアクセントがある言語だが、外してはいけない発音、抑揚は当然ある。こまめに矯正しないと、あとで苦労する。日本にいる外国人には通じるかもしれないが、アウェーに行くとほぼ通じない(相手が理解してくれようとしない)くらいに思った方がいい。
指導が偏っている
「とにかくリスニング」とか、「とにかくスピーキング」という指導ではすぐに伸びなくなる。4技能をバランスよく鍛えるのが一番効率がいい。ライティングをきちんと取り入れている教室は信用できる。
TOEICに傾倒
TOEICは自分の弱点や課題を知るための物差し。点数を競うためのテストではない。TOEIC力が高いだけの人は、大体映画とかドラマの英語は全く聞き取れない。
ネイティブ推し
誰が教えるかよりも、どうやって教えるか?の方が重要。英語を第2言語で取得した日本人講師が絶対オススメ。日本人だとなぜか価格も安い。
言ってることはわかったけど、「じゃあどうすればいいんだ?」っていう要望がもしあれば、続きを書こうと思います。